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“変な商社”が建設業に挑戦──第一号案件は、渋谷・池尻大橋のデザイナーズ銭湯『文化浴泉』

「変な商社」が建設業をはじめたワケ

観光商社として、ホテルや旅館、温浴施設など観光業界の多様な施設を支えてきた私たち「変な商社」。
これまで備品の提案や商品供給を通して多くの施設と関わってきましたが、現場の声を聞く中で、ひとつの課題に気づきました。

それは、「備品だけでなく、改修やリノベーションまで一気通貫で対応してほしい」というニーズです。
温浴施設やホテルでは、備品の入れ替えが空間全体の見直しや改修と切り離せないことが多く、発注先が複数に分かれる煩雑さがありました。

「ならば私たちが担おう」
そんな想いから、観光商社でありながら建設業にも挑戦することを決意しました。
お客様に、より“スムーズで一貫したサービス”を提供するための新たな一歩です。

 初の建設業案件は、20年以上のパートナー「文化浴泉」

建設業の記念すべき第一号案件は、昭和3年創業の銭湯『文化浴泉』
渋谷からほど近い池尻大橋駅から徒歩5分、昭和の風情を残しながらモダンな空間にリニューアルされた、今や“デザイナーズ銭湯”として多くの人に愛される人気施設です。

「文化浴泉」様とは、20年以上にわたるお付き合い。
今回のプロジェクトは、単なる仕事ではなく、信頼関係をベースにした“パートナーシップ”として始まりました。

人気の陰で浮かび上がった“ロッカー問題”

サウナブームを背景に、若い世代の利用も増えていた文化浴泉。
しかしその一方で、お客様からこんな声が寄せられていました。

「少し大きめのバッグを入れるとロッカーがいっぱいになってしまう」


「着替えた衣類をしまうスペースが足りない」
そしてさらに、ロッカーには施設構造上男女の脱衣所を仕切る“壁”としての役割もあったため、単純な入れ替えでは済まない問題を抱えていました。

「もっと広いロッカーにしたい。でも構造上簡単ではない」
この課題解決に、私たちは取り組みました。

補助金活用+商品提案+施工まで一気通貫で実現

今回、私たちが提案したのは
・補助金を活用したコスト負担の軽減
・施設の世界観に合う、耐久性とデザイン性を兼ね備えたロッカーの選定

という、「補助金+商品+工事」を一貫してサポートするワンストップ提案でした。

「文化浴泉」様と何度も打ち合わせを重ね、短期間のスケジュールや補助金の締め切りなどタイトな条件の中でも、丁寧に、着実にプロジェクトを進めました。


施設の魅力をさらに引き立てる“空間づくり”に貢献できました。

お客様の声と、これからの私たち

工事完了後、「文化浴泉」様からいただいたお言葉は
「満足しています」
という、嬉しい一言でした。

私たちは、観光商社として“モノを売る”だけでなく、
“お客様の喜び”を一緒に作り出すパートナーでありたいと考えています。

建設業の挑戦は、まだ始まったばかり。
これからも、ホテル・旅館・温浴施設などの課題に寄り添い、
備品・改修・空間づくりまで一貫して支援できる唯一無二のパートナーとして、歩みを進めていきます。